作:牧師
「んっく、・・・んっはぁ、あんっ」
ピンク色の大きなベットの上で、長い金髪の女性がシュートカットの少女を貪る。
程よく膨らんだ胸を、手の平で優しく包み込み、撫でる様に揉み解す。
「ふふっ、キスはまだだったわね。震えててかわいいわ、初めてだったのかしら?」
金髪の女性が糸を引かせながら唇を離すと、少女は小さく首を縦に振った。
「正直ね、良い子にはご褒美をあげなくちゃね、んっ・・・、クチュ、ンチュ」
金髪の女性は再びキスをすると、耳たぶを軽く噛み、首筋のうなじから、
ゆっくり胸に舌を這わせ、わきの下、へその周り、下腹部と舌を滑らせた。
「あああぁんっ」
少女は堪らず嬌声を上げる。初めて味わう快感に戸惑いながらも逆らえなかった。
「ひゃうん、あああぁあっ、やめて下さい、はずかしいです」
少女に構わず、さらに下に舌を這わせ、ヒダを一枚一枚舌で捲り上げていった。
「かわいいわ、まだ皮に包まれてるのね、剥いて上げるわ」
少女のかわいい陰核を舌で舐め回し、口で優しく吸い上げ、剥き出しの状態にした。
「ああっ怖い、何か来る。イクッ、イッちゃいます、アアァアッーーーーン」
少女は腰を浮かせ、派手に潮を噴き、生まれて初めて絶頂に達した。
絶頂の瞬間、少女の体は淡く輝き、透き通ったピンクのモルガナイトに変化していく
ピーンと伸ばしたつま先や指先、半開きで焦点の合わない瞳、振り乱した髪、
その全てが絶頂の瞬間の姿で、モルガナイトの宝石像に変わっていた。
「おいしい精気ね。ふふっ、こうなっは魔法少女も普通の女の子と変わらないわ」
金髪の女はモルガナイトの宝石像になった少女の胸を舐め回し、妖しく微笑んだ。
「梢が居ない」
希実が昨日から連絡の付かない梢の心配をしていた。
「昨日メールで魔族を見つけたので後を付けてみるって言ってましたわ」
安奈が自分の持つ梢の情報を希実に伝える。
「昨日から梢お姉ちゃんは帰ってないよ、もしかしたらお姉ちゃん魔族に・・・」
梢の妹の琴羽が、少し泣きそうな顔で希実と安奈を見た。
「大丈夫ですわ、梢さんも魔法少女になれるんですもの、きっと無事ですわ」
安奈が優しく微笑みながら、琴羽に話しかけた時だった。
「変身しなければ只の女の子、油断はしないことね」
三人が振り向くと、そこには長い金髪の女が立っていた。
「駆け抜ける淫雷」
女が呪文を唱えると、ピンク色の雷が指先から放たれ、三人を貫く。
「いやあっ」
「んっあぁあああっ」
「何これ?何か来るよ!!あああっん」
雷に打たれた三人は絶頂に達し、そのまま気を失った。
「他愛ないわね」
金髪の女は気を失った安奈達をひずみの中に送り込んだ。
気を失っていた安奈は、艶かしい音で目を覚ました。
「クチュ、プチュ、チュルッ・・。」
「んっ、いい、もっと舐めてぇ」
両手首と両足首を白い壁に埋め込まれた安奈の目の前で、希実が琴羽の股に顔を埋め、
ピチャピチャと淫靡な音を立てて、激しく舐め上げていた。
「の・・・希実さん、それに琴羽ちゃん、二人とも何をしてるんですか」
声を掛ける安奈に気が付かない様子で、希実と琴羽の行為はより激しさを増し続く。
「おいしい、琴羽、ここが気持ち良いのか?」
希実は琴羽の陰核を銜え、舌を絡めて口の中で転がした。
「ふふふっ、貴方だけ魔法を解いてあげたわ、それとも仲間外れは寂しいかしら?」
金髪の女は身動きの出来ない安奈に近づき、豊満な胸に舌を這わせた。
「くっ、梢さんも貴方がさらったんのですか?」
快楽に抗いながら、安奈は金髪の女に問い掛けた。
「ああ、あの子なら隣の部屋で、他の女の子達と一緒に綺麗に飾ってあげてるわよ。
貴方達も直ぐに仲間に加えてあげるわ」
隣の部屋には色んな姿で絶頂に達した女の子達が、色とりどりの宝石像にされていた。
真っ白な壁にも、両手首と両足首まで壁に埋め込まれた少女の宝石像が飾られていた。
「酷い、宝石に変えるだけで無く、飾って見世物にするなんて」
安奈がそう言った時、ベットの上の希実と琴羽に変化が始まっていた。
「希実おねえちゃん、琴羽またイッちゃうーっ」
絶頂に達する度に、琴羽の体は少しずつ色を失い、透き通ったダイヤに変わっていく。
既に完全にダイヤ化していた髪の毛の先が、琴羽の頭が揺れるたびにカチャカチャと
ガラスをぶつけた時の様に音を奏でていた。
「ああ、琴羽ちゃんの体がダイヤに変わって行きます。希実さん、もうやめて下さい」
安奈が制止するのも構わず、希実は透き通りつつある琴羽の体を舌で愛撫し続けた。
「うふふっ、私の代わりに希実ちゃんが琴羽ちゃんの体ををダイヤに変えてくれるわ」
ダイヤ化が進んで琴羽は喋る事も少なくなり、まだ生身に見えるのが顔だけに見えた。
「琴羽、最後にキスして完全にダイヤに変わるんだ、綺麗だよ」
希実が琴羽にキスをすると、顔も肌色を失い透き通るダイヤモンドに変わって行った。
「琴羽ちゃんのダイヤモンドの宝石像が出来上がったわ。輝いて綺麗ね」
ダイヤモンドの宝石像に変わった琴羽に、希実が快楽を貪るようにキスをしていた、
透明な琴羽の顔に希実の紅い舌がチロチロと見え隠れする。
「希実さん・・・」
安奈には、勝気で正義感の強い希実の姿と、快楽を貪る今の希実の姿が別人に見えた。
「アレが希実ちゃんの本当の姿、今まで理性や道徳で押さえ付けられていただけよ」
金髪の女は安奈の耳元で囁くと、ベットの希実に近づいて行った。
「希実ちゃん、ご褒美をあげるわ、最高の快楽を堪能しなさい」
金髪の女はダイヤの宝石像に変わった琴羽から、希実を引き剥がすとベットに寝かせ
口から真っ赤な舌を覗かせると、希実の陰口を一舐めした。
「あああぁあっん」
金髪の女がたった一舐めしただけで、希実は絶頂に達し、銀色の潮を噴きながら
薄い紫に透き通ったアメジストにその体を変えていった。
「の・・・希実さん・・・、ごめんなさい。私、何も出来ませんわ」
白い壁に両手首と両足首を埋め込まれ、身動きの取れない安奈は為す術も無く、
希実がアメジスト像に変えられて行くのを、涙を流し見守る事しか出来なかった。
金髪の女は涙を流す安奈に見える様に、ピチャピチャとアメジストの宝石像を
秘所からヘソ周りを舐め、透き通った紫の大きなアメジストの塊の胸に、
赤い舌が見える様に、一旦口を離すとゆっくりと胸を舐め回して行った。
「んっ、これで精気は吸い尽くしたわ、希実ちゃん、ご馳走様」
最後に紫色の髪を舐め終えると、希実の体は金髪の女の唾液でテラテラ輝いていた。
「希実ちゃんがアメジストの宝石像に変わるのが、そんなに興奮したのかしら?」
身動きの取れない安奈の股からは、銀色の雫が滴り落ちていた。
「くっ」
安奈は唇をかみ締め、金髪の女から顔を逸らした。
「貴方の体は今から真紅のルビーに変わるの、白い壁に美しく映えるわよ」
金髪の女が言うと、安奈は壁に接した部分から少しずつ真紅のルビーに変化していく。
「あああ、いやっ、誰かっ!!此処から出してください!!」
ルビーに変わっていく感覚に襲われ、助けを叫びながら、安奈は恐怖で打ち震えた。
「恐怖に怯える安奈ちゃんも素敵よ、ほらほら、腕が肘まで真紅に染まったわ」
女は大きな鏡を出現させ、安奈に見える様に、体が真紅に染まる光景を見せ付けた。
「いやっ、見たくない。お願いです助けてください!!私には夢が・・・っ」
安奈の涙が頬を伝う、壁に触れた軽いウエーブの掛かった髪が真紅のルビーになり
そのまま壁に張り付いた。
「安奈ちゃんの柔らかそうな髪が、真紅の細くて硬いルビーの糸に変わってるのよ」
金髪の女は鏡を空間に固定すると、安奈に近づき、壁から伸びるルビーの糸を弾き
ハープのように奏でた。
「素敵でしょ?こんな事をしても壊れないのよ、私が砕きたいと思わない限りね」
金髪の女は安奈の正面に回りこむと、まだ柔らかい豊かな胸を掌で弄んだ。
「もう直ぐこの柔らかい胸も、真紅のルビーに変わるわ、ほら硬くなって来た」
金髪の女の掌の中で、安奈の胸は真紅のルビーに変わって行った。
「あっ・・・声が、出・・・な・・・い」
安奈は涙を流しながら、最後の声を絞り出した。金髪の女は動きの遅くなった
安奈の唇を塞ぎ、精気を吸い始めた。
「っ!!」
安奈は驚いた顔をして、そのまま真紅のルビーの宝石像に変わった。
ルビーの宝石像の安奈から離した口から、金髪の女の赤い舌が姿を現した。
「おいしい素敵な精気だったわ、魔法少女にならなければ、生きていられたのにね」
驚いた顔で白い壁に埋め込まれたルビーの安奈に、金髪の女は微笑んだ。
その手には四人分の魔法の指輪が握られていた。
「これが無いと変身出来ないなんて、不便な魔法使いよね」
そう言って、魔法の指輪を砕くと、安奈達を隣の部屋に飾り始めた。
この地区の魔法少女が全員倒された瞬間でもあった。
「この街の女の子達はもう私の物よ、好きなだけ精気を吸って宝石にしてあげるわ」
金髪の女の笑い声が、宝石像に変わった少女達が飾られた部屋に響いていた。