作:デュール
私の名前は『コトヒメ』、14歳の蜘蛛少女です。
駅という所に住んでいます。
趣味は少女を糸で絡め、抱きついて固める事です。
私はいつも通りターゲットを探してました。
適当に歩いていたら一組の親子が見つかりました。
9歳くらいの少女と24歳くらいの母親・・・・・
・・・・・それと13歳くらいの少年・・・・・
男ですよ、男・・・・少し予想外でしたが、まぁ勝手に逃げてくれるだろうと思っていながら、まず母親の方を固めます。
いつも通りに私の糸で母親にはき掛けて驚かせます。
「きゃ・・・・え、何よ、これ・・・・絡まって動けない・・・・」
続けて別の糸を使い、手足を動けなくした後、口付けをします。
今回はガラスです。
「ん・・・・・んん・・・・・」
母親は抵抗しますが、ガラスの侵食ですぐ固まっていきました。
私がその一部始終を見ていた怯えている少女・・・・と何故かまだいる少年の方を向くと、少年はその少女をかばっていました。
・・・・なんでまだいるのだろうと思いながら、その二人に近づこうとすると少年のほうが突然叫びました。
「行け!」
少年が叫ぶと少女は逃げ出します。
すかさず少女に糸を吐きこけた所に少年が突進してきました。
仕方が無く少年のほうに糸を吐き動けなくしました。
「うわぁ」
少年は転倒しました、その後に私は少女が起き上がりかけたところに噛み付きました。
足からじわじわとガラスになっていきます。
「あぁ・・・・お兄ちゃん・・・・・助けてぇぇ・・・・・」
弱々しく兄の助けを求めています。
ですが兄のほうは糸に絡まり動けません。
「お兄・・・・・ちゃ・・・・・ん・・・・・・」
弱々しい声も次第に小さくなりガラスの彫像へと変わっていきました。
あぁ・・・・なんて可愛い親子なんでしょうか・・・・お兄さんの方がいなければの話ですが・・・・・
しばらく固まった母親と少女を見惚れた後、私は少年のほうに向きました。
さて・・・・どうしましょうか、私はショタじゃないので少年を固めるのは趣味ではないですし・・・
かといって糸で窒息させて殺しても後が面倒ですし・・・・
仕方ありません、少年のほうも固めてみましょう。
「な・・・・・何するを気ですか・・・・・・」
強気ですねこの子は一つ年下なのに・・・・
とりあえず少年の足に噛み付きました。
噛み付いたところからどんどんガラスへと変わっていきます。
「あぁ・・・・・・・何ですか・・・・・これ・・・・・」
やっぱり子供ですね・・・・・そう思っている間に混乱している少年の体はガラスの彫像へと変わっていきます。
「た・・・・・助け・・・・・・」
もう遅いですよ・・・・・というより判断が遅かったようですね。
助けを呼びかけてところで少年は固まっていきました。
何故か私は見惚れてしまいました・・・・・じぃ〜っと見ていただけなのに・・・・・・
もしかして私そういう趣味でしょうか?・・・・・いや、違います、そんな趣味じゃないはず・・・・・
まぁ、悪いことでもないですし、時々固める程度にしましょう。
そして、誰も見つからないように固まった親子を糸でくるんだ後、ロッカーに押し込めて隠します。
ぶらぶらと歩いていると、少女学生達がいます・・・・・また少年がいますね、しかも2人・・・・・
私って結構美少年運があるのかもしれないですね。
そんなことは置いといて、団体で固めといえば凍結で氷像にすることです。
まず今覚えている冷気の魔法で学生達の足元を凍らせます。
「ねぇ・・・・何か寒くありませんか先輩」
「んあ?そういえば・・・・・」
少年のほうが先輩、後の少女達は後輩ですね、会話で分かりました。
でも既に遅いですよ、さぁカチンカチンに凍っちゃってください。
「!!!・・・・・先輩、足元がぁ〜」
「何!?・・・・おい、何だよこれ」
「僕に聞かないでください!!・・・・・と言うよりも氷ですよこれ!」
「先輩・・・・・怖いよぉ・・・・」
さて、少女だけならいいんですが少年がいるとなると厄介です。
私は楽しみは後に取っとく性格なので、少年のほうは手っ取り早く固めます。
私の糸は包まれた者は、常温だとすぐ固まってくれる嬉しい技(?)なのです。
と言うわけで少年2人に糸を吹きかけます。
「うわ・・・・・なんだよこ・・・・・・」
「え?・・・・・僕達、何が起こって・・・・・」
2人の少年は糸に包まれ、言葉は途切れ、動かなくなりました。
彼らはコチコチの氷像になっていくことでしょう。
少年たちの動きを封じた後少女達を固めます。
突然私が出たので逃げていこうとします。
でも無駄です、私の氷から逃げれて者は1人もいないのですから・・・・
散り散りに逃げていく少女達、その中でこけた子を氷像にします。
「い・・・・いやぁ・・・・・」
少女は凍りつきました、恐れている表情のまま凍っています。
一人ずつ固めるとなると逃げられそうなので、少し簡単な吹雪を出してみます。
逃げている少女達の足は凍りつきました。
そこでゆっくりと一人ずつ凍らせます。
「た・・・・助けて・・・・せんぱ・・・・・」
「怖い・・・・・よぅ・・・・・」
「あぁ・・・・・もう・・・・だ・・・・・め・・・・・」
「せんぱい・・・・・・凍っちゃうよぅ・・・・・」
8人分のセリフを書くのはめんどくさいので、気に入ったor萌えたセリフを挙げてみます。
さて・・・・今日はこれまでです。
後は家へ持ち帰り、鑑賞します。
さっき糸に絡めて固めた少年2人の凍りついた表情も楽しみですし・・・・・
あれ?今私らしくないセリフを・・・・・
多分・・・今日は違う意味で楽しめそうです・・・・
おわり