作:haru
「・・ おひさまポカポカ きもちいいにゃ〜・・・」
血も凍るような2月の寒さが終わり、
春の彼岸が近付くにつれて暖かくなっていく3月、都心の一等地に建つ
マンションの一室の窓際で彼女は背中を丸くしてまどろんでいた。
彼女はこのマンションで、ペットとして飼われている猫女(ねこじょ)である。
猫女とは、某妖怪が出てくるアニメのアレではなく、簡単にいうと猫と人間のハーフで、
猫耳と長いしっぽがある以外は人間と同じだ。
その彼女がここに来たのは2年前、御主人様は美術館のオーナーの娘だ。
御主人様は彼女の事を「みけにゃ」と呼んでいる。
そんなみけにゃも実は、変わった特技を持っている。
それは舌で舐めた物を石に変え、それにキスをすると元に戻るという特技なのだ。
猫女は通常、人間でいう16歳を過ぎると妖術が使えるようになり、
みけにゃも今は18歳なのでもちろん使えるのだ。
そのみけにゃの一番好きなのが、御主人様のそばにいる事であるが、
もっと好きなのは、一緒にベッドに入る事だ。
今日は珍しく御主人様はオフの日なので、昼間からベッドに入れるチャンスが来た!
ベッドルームに入り、御主人様は服を脱ぎ、美しい裸体をさらすとベッドに横になり、
手招きしてみけにゃを連れて来た。
そしてみけにゃと御主人様が互いの体を寄せあい、みけにゃは
御主人様のふくよかに育った豊満な胸に顔をうずめた。
「んふふ〜〜っっ・・ ごしゅじんさまぁの・・ ごしゅじんさまぁのむねにゃ〜・・ 」
みけにゃはこの通り、御主人様の体に触れあうのが大好きなのだが、
一番の楽しみはここから。
みけにゃが顔を胸から外すと、今度はその胸の中心にそびえ建つ
乳首をくわえ、一心不乱に舐め始めた。
やがて舐め始めた乳首から徐々に石化が始まっていき、
御主人様もその快楽の世界へと入っていく。
「はぁ・ はぁ・ ごしゅじんさまぁを・・ どんどんいしにしていくにゃ・・ 」
御主人様の体の胸の部分が石となり、みけにゃは次にお腹や秘所、
太ももやお尻、背中と次々と舐めて固めていく、
そして御主人様も固めらてながらも次々と感じていき、呼吸も荒くなっていく。
舐めてどんどんと石にしていくのが好きなみけにゃと
石像にされていくのが好きな御主人様、二人の世界はどんどんと
ペースアップしていき、
ベットはもう、二人の愛液でグショグショに濡れていた
二人がベッドに入ってから1時間後、御主人様は感じていた時の表情のまま、
石像になっていた。その表情はまるで完全にイク瞬間に固まったようにも見え、
口の周りにはよだれが、体全体は汗、秘所から太ももの内側にかけての
愛液なども石となっていた。
「ハァ・ ハァ・ いしになったごしゅじんさまぁもすきにゃ〜・・ 」
全てを舐め終えて疲れきったみけにゃは、そのまま御主人様を抱いて
おひるねタイムに入ってしまった。その顔からは笑みもこぼれていた
数時間後、みけにゃはゆっくりと目を覚ました。
「んん〜〜っ もうひがくらいにゃ〜 いまなんじにゃ〜?」
と、ベッドからゆっくりと起き上がると、
「ボーン ボ−ン ボーン ボーン ボーン ボーン」と柱時計が
6時を知らせた。
「ニャッ!? もうごはんのじかんかにゃ!
あっ でもごしゅじんさまぁはまだいしのままだったにゃ!」
みけにゃは大慌てで、そばの御主人様の口にキスをした。すると
口の部分からどんどんと肌の色が戻っていき、あっという間に元の体に戻った。
そして、御主人様が目を覚ますと、タオルで自分の体を拭き、
みけにゃの体も拭いてあげた。
そしてバスローブをはおり、台所へと向かい、みけにゃはこう思いながら、台所へと行った。
「こんどはいちにちじゅう、ごしゅじんさまをいしにしたいにゃ・・」