Silver Fairy 第2章 第5節「今戦うわ、未来の為」

作:Rui


ウインドフェアリーシルフ、否、神月雫と再開して一週間
水月邸に新しいメイドが2人、やって来た

水月邸ロビー

「お帰りなさいませ、唯様。」
「只今、ルイ。悪いけど、後ろの2人を、綺麗にしといてくれない?」
「解りました。」
そう言うと2人を連れ浴室へ去って行くルイ
「…2人か。あと半分ね、フィーナ。」
「…解ってたんですか?唯姉。」
「一応わね〜。あと2人の内1人は身近に居るわ。それじゃ。」
意味深な言葉を残し去って行く唯
「…身近に、1人。」

5分後

浴室から戻って来たルイと2人の女性
「ル〜イ〜、その2人何なの?」
「さぁ、私にも。只唯様が拾って来たみたいなので…。」
「…給仕させる気か…。」
溜息を付くルイとフィーナ
「な〜に2人で溜息付いてるの?」
「フェルミナ。」
突然の声に名前を口にするルイ
「やっほ。」
そう言うと階段を降りて来るフェルミナ
「ふ〜ん、唯も懲りないわね〜、拾って来るの。」
「フェルミナ、言葉を慎みなさい。」
ルイの言葉に反省するフェルミナ
「いくら貴女が唯様が特別に許可した方でも、侮辱する事は許しませんから。」
「フェルミナ、怒らせない方が良いよ〜。」
「フィーナもそう言う事言う〜?」
その言葉に頷くフィーナ
「楽しそうね。」
「唯様。」
唯の声にいち早く反応するルイ
「さ〜て、その2人だけど…フェルミナ、しばらく面倒見てくれる?」
「解りました。」
そう言うと2人を連れて奥へ消えて行くフェルミナ
「唯様、あの2人は…。」
「エルフとノインって言うの。ちょっとした市場で買って来たの。」
「はぁ、そうで御座いますか。」
「ルイも、面倒見てね。」
「解りました。」
そう言うとお辞儀をしてロビーから去って行くルイ
それを見送ると銃を向け合う唯とフィーナ
「どう言うつもり?フィーナ。」
「別に。」
そう言うと銃を仕舞うフィーナ
「唯姉、私は時々唯姉が何を考えているのか解らなくなる。」
一瞬沈黙が流れる
が、その沈黙は一発の銃声で破られる
「…どう言う意味ですか?唯姉。」
「…誓いの弾丸よ。大切に持っておきなさい。」
そう言うとロビーから去って行く唯
「…誓いの弾丸、か。」
そう言うとロビーから立ち去るフィーナ

その日の夜

「フィーナ。」
ふと廊下でフィーナを呼ぶ声がする
「ルイ、どうしたの?」
「唯様がお呼びです。部屋に来てくれとの事です。」
「解った。ありがとう。」
「いえ。」
そう言うとお辞儀をしてその場から去って行くルイ
「部屋に。何の用だろう?」

唯の部屋

コンコン
「フィーナ?入って良いわよ。」
唯の声にドアを開け部屋に入るフィーナ
そしてドアを絞めると口を開く
「何の用ですか?唯姉。」
「フィーナ、銀装を扱う者として、貴女に話しておきたい事があってね。」
「話しておきたい事?」
疑問に思うフィーナ
「座りなさい。長くなるから。」
その言葉に近くのソファーに座るフィーナ
「これから話すのは、銀装妖精の過去よ。心して、聞きなさい。」

続く

次回予告
突如フィーナに銀装の過去について話だす唯
その意図は?
そして難航するエレメンタルフェアリー探し
アースエレメンタルは、直ぐ近くに居た

次回SF第6節「銀装の過去」
そんな事が、あったんですか。

つづく


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