永遠の少女たち

作:スフィルナ


生きることに飽きた人は、より強大な刺激を求める。
そして・・・禁じられたことにも平然と手を出していく・・・


「で、私達の能力を生かしてどうするって?」
「少女を固めます。」

私はリル。不老不死です。外見14歳くらい。
髪の毛は朱色、瞳は緑・・・胸はありません。

「なんと言うか、某サイトで固まっている少女を見て目覚めてしまいました。」
「・・・あのね。」

ルルとララにはこの崇高な理想がわからないのでしょうか?
凄く楽しいです。固まるのも固めるのも(←危険)

「うーん、でも私はいいかな?最後に私を固めてくれれば。」

で、彼女はララ。ちょっとマゾです。ことに固めだと。
茶髪のショートに黄色の服です。もう1人のルルは朱色の服に黒い髪の毛。
共通点は・・・かわいいことと胸がないこと。不老不死ってことだけです。
・・・致命傷負ったら死にますよ?不死身ではないです。

「というわけで、固めます。同行願います。」
「・・・何するかわかんないから私も行く。」

2人同行決定です。早速「市街地」に向かいます。
・・・といっても、殆ど瞬間移動ですけど・・・魔法とやらで。


「ターゲットロックオンです。」
「いつからミリタリーになったの?」

こんな台詞は生粋の戦闘気乗りしかほざいてはいけません。
それはとにかく目標を発見。公園と言う場所に来て見つけました。
少女6人です・・・年齢12歳くらい。

「・・・ロリコン?リルって・・・」
「そうですよ?いっしょにやりますか?」

ルルは退いてますけど、ここは私とララで突撃しましょう。
最初から当てにしていません。

「で、どうしようか?リル。」
「1人固めて驚いているところで動きを止めて、1人ずつじっくりと楽しみましょう?」
「最後に固めてよ?」
「相打ちで・・・どう?」

私も固められるの大好きです。特に宝石。
この肉体が最高の輝きを放つなんて・・・萌えです!
それは置いておき早速作戦スタートです。

「・・・何で固めます?」
「うーん・・・白金でどう?」

それなら割れる心配もないです。
さっそく私は白銀の閃光を1人にあてて・・・一瞬で白金の像にしてしまいます。
いくらくらいの値段がつくでしょうか?単に芸術品としてみるなら・・・

「あ・・ぁぁ・・・」

他の人は驚いて逃げる前に腰を抜かしているか・・・呆然としています。
普通の感覚では当然ですね。と言うより、解除方法は私達しか知らないですから放置したら死と同じでしょうね。
・・・すみません、シリアスめなこと言って。

「あと、どうしようかな・・・?」

ララがレイピアを取り出すと、早速1人に突き刺しました。
あれは傷はつかないんですけど、刺さったところから時間をかけて固まっていくタイプです。
素材は石・・・単純ですね。けど恐怖の対象です。

「い、いやだぁ・・・助け・・」

その途端にララがキスしてます。それで少女は放心状態に。
しかも、唇が石になって声も出せません。

「石像ってのも案外いいですね。さ、貴方たちは・・・」

逃げようとしても無駄です。背中にレーザーをぶち当てます。
背中から少女は銀になって行きます・・・侵食が進み、何が起こったのかわからないまま恍惚の表情を浮かべてます。
こういうのもいい金属の像になるんです。

「残りは・・・宝石にしちゃおうかな?」

今、少女たちに私の姿は悪魔のように思えるのでしょうね・・・
まぁいいです。どうせ記憶は元に戻す時に消します。

「ですから・・・固まってくださいね?」

何かいい表情をしていたのでまず1人をオパールで一瞬で固めます。
で、もう1人は・・・じっくりと固めます。材質はエメラルドで。
向こうで・・・ララが水晶の像に抱きついてます。好きなんですね・・・

「やめ・・・やめてぇぇ・・・」
「大声出してもいいですけど、私達はそれで逃げます・・・そうしたら、貴方はずうっとそのままですよ?」

素直に応じてくれましたが・・・何が起こってるか混乱してます。
何か人が来そうなので早めに固めて起きます。後で戻してまた固めればいいんです。

「ルル、そろそろヤバイし戻らない?」
「同感。」

6人程度固めたら、あとは瞬間移動で戻るだけです。
これで後は楽しむだけです・・・


2日後、ちゃんと少女たちは元の公園に戻しておきました。
1週間も監禁したら犯罪ですしね。この行動も危険ですけど。
けど・・・

「また固めてくれないかなー?」

記憶操作が不完全なせいで、ララと同じ趣味を持つ人を、また1人増やしてしまいました・・・
これからの対応が厄介になってきます・・・


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