破産寸前の貧乏貴族のお姫様、ルクレツィアは錬金術師が両親に持ちかけた話を偶然聞いてしまいます。
「人を金の彫像に変えて売れば大変なお金になる」
それを聞いたルクレツィアは迷わず申し出ます。
「お父様、私を金の彫像にしてください、そうすればこの国も助かるのでしょう?」
当然血相を変えて反対する領主夫妻ですが、背に腹は帰られません。
数時間後、地下室で領主夫妻は輝く金の彫像になった姫と対面するのでした…。
彼女は10万ドゥカートで売れました。その後ルクレツィアがどうなったのか誰も知りません。
(このイラストに続きます)